こんにちは。もとこです。
今日は、「利き脳」を知って自分に合った収納グッズを選ぼう!というお話です。
ちょっとうさんくさい…?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、遊びがてら試してみていただけると楽しいかなと思います。
利き脳とは
昨年、ライフオーガナイザー2級講座(片づけの資格講座)を受講しました。
そのときに学んで興味深かったのが「利き脳」です。
「利き脳」とは、利き手や利き足と同様に、考えたり行動したりするときに無意識に優位に使う脳タイプのこと。(「ライフオーガナイズの教科書」p.45より)
右脳の得意分野は、ひらめき・直感・全体を見ること。
左脳の得意分野は、理性・論理的・細部を見ること。
片づけでは、インプット(ものを探すとき)とアウトプット(ものを収納場所に戻すとき)それぞれの利き脳があると考えます。
簡単に調べたいとき、指組みと腕組みをしてみるという方法があります。
- 指組み(両手の指を組む):インプットの利き脳
- 右手の親指が下→右脳タイプ
- 左手の親指が下→左脳タイプ
- 腕組み(両腕を組む):アウトプットの利き脳
- 右腕が下→右脳タイプ
- 左腕が下→左脳タイプ
いつも無意識にやってしまう方で見ていきます。
どんな結果になったでしょうか。
私の利き脳
私はインプット:右脳タイプ・アウトプット:左脳タイプでした。
「ライフオーガナイズの教科書」によると、次のような特徴があるそう。
- 完ぺき主義
- 意外と頑固
- 自信のないことにはかかわらない
そして、以下のような片づけ傾向があります。
- 空間はビジュアル重視
- コツコツと片づけるのは苦手
- ものを選ぶのに時間がかかることも…
とっても当たっていました!
確かに見た目が整った状態が好きで、一気に片づけたい派です。
夫の利き脳
対して夫はインプット:右脳タイプ・アウトプット:右脳タイプ。
特徴は次のとおり。
- 興味がないと持続しにくい
- 合理性より直感や感情重視
- 情緒豊かで表現力に富む
片づけ傾向はこんな感じです。
- ものの位置を空間で把握
- パッと出してパッと戻せるのが好き
- 元の場所に戻すのが苦手
- 大雑把な仕分けの方が向く
夫の場合、片づけ傾向がとっっっても当てはまっていました!
基本的に使うものは出しっぱなしがいちばんというタイプ。笑
見えなくなると、存在を忘れてしまうみたいです。
私は視界がゴチャつくのが嫌なほうなので、折り合いをつけるのが難しいところです。
収納グッズの選び方
さて、タイプの違う私たち夫婦ですが、幸運なことにインプットはどちらも右脳タイプ。
「パッと見て分かりやすい収納」がとても大事です。
そこで、納戸の中などで使う収納ケースはすべて半透明のものに。
半透明なのでうっすらとしか見えないのですが、まったく透けないものと比べると格段に使いやすいんです。
以前は同じケースのホワイトグレーを使っていたのですが、ラベルを貼っていてもすごく分かりにくくて…!
クローゼットに使う衣類ケースもすべて半透明や透明のもので、目隠しはしていません。
夫は私よりも右脳優位度が高そうなので、ラベルは文字よりもイラストのほうが分かりやすいんだろうなぁ。
むしろ、夫にとっては引き出しに入っていない状態がいちばんなのだと思いますが、私がしまいたがり屋なので、折衷案として半透明のケースを使っています。笑
まとめ:合う収納グッズは、人によって違う
雑誌などでは、真っ白なケースをきれいに並べる収納をよく見ます。
すっきり整っている様子に憧れますが、私たち夫婦(特に夫)にはきっと合わないのだろうなぁ。
ちなみに、小さいお子さんも右脳優位と考えます。
保育園などの収納は、写真やイラストのカードでパッとわかるものが多いですよね。
反対に左脳優位な方は、「隠す収納」の中で細かく仕切るほうが収納しやすいようです。
利き脳はあくまで、自分に合った収納を探るためのひとつのやり方にすぎません。
でも、便利そうな収納グッズがたくさんある中で、自分に合うか?自分が使いやすいか?という視点をもつことはとても大切だと思います。
家族のタイプがちがうとすり合わせが難しいこともありますが、みんなにとって使いやすい収納を考えていきたいですね。
わが家もまだまだ道半ば。
これからも折に触れて見直しながら、より使いやすく改善していきたいです。
おまけ:利き脳片付け収納術講座について
利き脳がおもしろいなぁと思われた方には、こんな講座もあります。
利き脳片づけ収納術 | 一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会
ご興味のある方は参加されてみてください◎