こんにちは。もとこです。
育休から復帰して、約2週間経ちました。
連休を挟んだので働いたのはまだ数日ですが、ひとつ感じていることがあります。
それは、「働いている方が、私は子どもとの時間を楽しめるのかも」ということ。
「限られた時間である」という意識が、一緒に過ごす時間の濃度を濃くしてくれる気がしています。
週末の砂場にて
うちの子どもたちは、お砂場が大好きです。
砂を掘り返し、山を作り、トンネルを掘り、ケーキを作り、泥団子を作り…。
放っておけば何時間でも遊べるんじゃないかな?と思うほど、お砂場にハマりつづけています。
一方の私はというと、汚れるので砂場は敬遠ぎみ。
なるべく砂場に誘導しないようにしてしまいます…^^;
でも、仕事を終えて迎えた週末、久しぶりに「子どもたちと砂場で遊ぼう!」と思ったんです。
思い切り遊べる時間は限られているから、子どもたちがいちばん楽しめることをしたいと。
一緒に山を作り、お団子を作り、初めてトンネルの貫通にも成功しました。
童心に返って砂場遊びに興じる時間は、とても楽しかったです。
子どもを遊ばせているのではなくて、子どもと一緒に遊んでいる。
そう感じられる時間は意外と貴重で、充実感のあるひとときでした。
有限であるという感覚
最近、ちきりんさんの本をよく読んでいます。
「未来の働き方を考えよう」という本で印象に残ったのが、人生は有限であるという感覚の大切さ。
人生という大きなくくりでの有限感はそれほど持てていませんが、仕事復帰したことにより、「子どもと過ごす時間」の有限感は否応なく感じられるようになりました。
育休中、週末の公園で子どもと楽しそうに遊ぶお父さんを見て、「平日は仕事して、週末もあんなに本気で遊べるなんてすごいな…」と思っていましたが、きっとそのお父さんも「有限感」を強く感じていたのだろうな。
有限であるからこそ、子どもを楽しませたい、自分も楽しみたい。
そういった気持ちが、育休中よりも強くなっていることに気がつきました。
人それぞれだからこそ、自分を知る
とはいえ、「子どもとは一分一秒でも長く一緒にいたい」と考える方もいるはず。
やっぱり何事も人それぞれで、子どもと一緒に楽しく過ごせる時間も人によって違うのだと思います。
私は残念ながら(?)、そんなに長くはないみたいです。
子どもとずっと一緒にいるとありがたみがなくなって、どうやってこの時間を埋めよう?という思考になりがち。
ならば、平日の日中は外で働いて、朝晩と休日にできるだけ濃い時間を家族と過ごそう。
仕事と家庭、どちらもあるからこそ、それぞれのありがたみをより強く感じられます。
裏を返せば、エネルギーを仕事で使い切らず、子どもとの時間を楽しむために残しておく必要があるということ。
専業主婦でもなく、バリバリ働くでもなく、ほどほどに働き、休日は家族と楽しむ。
今の自分の望む生活スタイルが見え、現状もわりと悪くないのかもしれない、なんて思ったりもしています。
さいごに:メリハリを大切に
1人目の育休明けにも「仕事をしている方が楽だな」と感じていたのに、長い育休生活を過ごすうちにすっかり忘れていました。
私はマルチタスクが苦手ですが、仕事はしていた方がいいみたいです。
仕事の時間、家族の時間、自分の時間。
これらがごちゃごちゃになることこそが、いちばん辛いのかもしれません。
3つの時間を区切って、メリハリをつけて過ごしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた♩