こんにちは。もとこです。
私は今、ライフオーガナイザーの資格講座を受講しています。
ライフオーガナイザーは片づけの資格ですが、モノや空間ではなく「人」を主役と考えるため、時間や情報のしくみ化(=オーガナイズ)も行います。
時間のオーガナイズに関連して、講座の中で学んだ「大きな石のお話」に興味を惹かれました。
今日は「自分にとって大事なことに時間を使って、満足できる日々を過ごしたい!」と感じたお話です。
大きな石のお話とは
大きな石のお話とは、次のようなたとえ話です。
ここにひとつの水槽があります。
この水槽に、水・砂・砂利・大きな石を入れようとしたとき、どんな順番で入れていけばいいでしょうか?
答えは簡単。
大きな石→砂利→砂→水の順で入れていけば、水があふれることなく上手に収まります。
初めに水や砂・砂利などを入れてしまえば、大きな石は入らないかもしれないし、入ったとしても水や砂があふれ出てしまいますよね。
この話を人生に重ねてみると、次のようになります。
- 水槽:人生の時間、エネルギー
- 大きな石:自分にとって重要なこと
- 砂利・砂・水:自分にとってそれほど重要ではないこと
自分にとっての「大きな石」が何なのかを分かっていないと、重要でないことにどんどん人生の時間とエネルギーが奪われてしまいます。
4月から復職を控える身、時短とはいえ忙しくなりそうです。
このタイミングで、あらためて自分が何に時間を使いたいのかを考えてみました。
時間の使い方を変えるための行動
この話を聞いてから、以下の2つの行動を実践しています。
少〜しずつではありますが、後悔するような時間の使い方が以前より減ってきました。
1.1日をひとつの水槽として考えてみる
まずは「1日をひとつの水槽として考えてみる」こと。
今日という1日のなかで、何が「大きな石」になるかな?
楽天市場をうろついたり、YouTubeの動画を見続けたりすることではなさそう。
ボーッとスマホを見ているうちに、水槽の中に水がどんどん溜まってくる…。
そんなイメージが頭に浮かび、行動を切り替えるきっかけにもなった考え方です。
2.可処分時間を計算してみる
可処分時間という言葉をご存じでしょうか。
1日の時間は2つに分けられる、という考え方があります。
- 固定時間:仕事、育児、食事、睡眠など生活に必要不可欠な時間
- 可処分時間:自分の意思で使える時間(24時間から固定時間を引いた時間)
先月末から毎日、1日の時間の使い方をふり返っています。
私の1日あたりの可処分時間は平均4~5時間ほど。
次男がお昼寝している間と、家族が寝たあとのひとり時間です。
計算してみることで自分の可処分時間が具体的になり、それを何に使うのか、より真剣に考えるようになりました。
もちろん疲れているときにはダラダラしてしまいますが…!
ダラダラする時間は「大きな石」ではないことを忘れずにいたいと思います。
今の私にとっての「大きな石」
毎日必ず大切にしたいのは、「睡眠」と「罪悪感なく過ごすこと」です。
この2つは、固定時間に含まれる「大きな石」。
「罪悪感なく過ごす」というのは、やるべきことをきちんとやることです。
次男とたっぷり遊んで、リズムのある生活をして、1日の家事もそこそこ回す。
自分のやりたいことはいっぱいあるけれど、家事育児をおざなりにしてしまうと、私の場合あとで後悔することになるので…(経験あり)。
では、可処分時間の「大きな石」は?
その時々で波がありますが、今はだんぜん「ブログを書くこと」です。
ちょっと前は編み物や読書、捨て活だったりしたのですが、今は時間があればブログのことばかり考えています。笑
こんなにも楽しく感じられるのは、ひとえに読んでくださる方がいらっしゃるからです!
駆け出しブログをお読みいただき、本当にありがとうございます!
おまけ:優先順位づけよりも響いた理由は利き脳?
この「大きな石のお話」、限られた時間を何に使うかよく考えよう!というのは、優先順位づけと同じ話でもあります。
でも、私にとっては優先順位づけよりも、時間の使い方を見直すモチベーションが上がる考え方でした。
おそらく私が右脳優位なので、水槽と石の図を頭の中でイメージするほうが考えやすいのだと思います。
こんなところにも利き脳が生きているんだ!という発見がありました。おもしろい…!
▽利き脳についてはこちらの記事でご紹介しています。
まとめ:1日1日の積み重ねが人生になる
当たり前ですが、1日1日の積み重ねが人生!ですよね。
遠い将来の夢を描くのも楽しいし大事だけれど、まずは満ち足りた気持ちで終えられる1日を増やしていくのが私の目標です。
その中で、人生の「大きな石」も具体的になってきたらいいな。
まだ当分は可処分時間の少ない日々が続きそうですが、自分にとって大事なことを見極めるトレーニングなのだとも思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!